時をこえる思い
 第二十二話 龍牙作 

「時の流れに縛られぬものたち」

























夢を見ていた













夢から覚めた少年は思う














「…………なあ、天野。お前はあんな小さいときにあんな思いを味わったんだよな。それなのに、それだけ傷ついたっていうのに、お前は……俺を助けてくれたんだな……」


 目頭に熱いものを覚えながら、祐一は横になったままつぶやいていた。

 美汐が経験した別れ、それは彼も同じ様に味わったもの。

 それだけに、彼は美汐の気持ちが痛いほどにわかる。

 加えて、まだあんなに幼い年齢のときにあんな思いを経験した美汐のことを思いやると、どうしようもなく切ない気持ちで一杯になる。

 同時に、彼女が自分を助けてくれたということが意味するものは、自分が思っていた以上に大きいものだったと改めて感じた祐一は、いくら感謝してもし足りない気持ちも胸に溢れてきていた。

 もとより、祐一は自分を悲しみのどん底から救い上げてくれた美汐に多大な感謝を抱いてはいた。

 夕菜を助けることは、その感謝の気持ちと恩返しのつもりと言う気持ちが大きかったともいえる。

 だが、今の夢――美汐の過去を夢に見たことで彼はもちろん感謝の気持ちもさらに深まったが、また別の大きな気持ちも彼の心で大きくなっていた。

 祐一は体をベットから起こし、しばらく、深く心に何かを刻むように無言で目を閉じ、自分の気持ちを確かめる。

 そして――  


「……絶対、絶対に俺が何とかして見せるから! 例えお前が俺にしてくれたことを覚えてないとしても関係ない! もう二度とあんな思いを味わさせやしない! それは、今の夢のお前で最後にさせてやる!!」

  
 ――心が自然に叫ばせたかのように祐一は言葉を発しだす。

 彼の心には、恩返しと言う枠を超えて、ただ純粋な、けれどとても強い――なんとしてでも助けたい――そんな素直な気持ちが溢れていた。

 他には何の理屈もいらない。

 自分は必ず、自分のすべきことやり遂げて見せるだけだと言わんばかりに彼は、すぐに出かける準備に入っていった。


 窓の外は一面の雪景色。

 佐祐理たちとのあの一件からすで半年の月日が流れていた。

 そう、今と言うときは美汐と夕菜が出会ったあの冬なのだ。



「別に誰の力も借りないってわけじゃない……。けど、今回ばかりは、母さんや秋子さん、幸たちの力も借りない。……ごめん、皆。だけど、こいつだけは俺と、天野が経験したあの束の間の奇跡に関わったものだけで成し遂げさせてくれ……っ!」


 家を出る前にふと、佐祐理のときに力を貸してもらった自分を心配してくれる大切な人たちのことが祐一の頭を掠める。

 けれども、今回ばかりは譲れないものがあった。

 何もできなかったという辛い思いを清算させるためにも、彼はどうしても今回ばかりは自分たちで何とかしたかったのだ。

 だから、彼はただ出かけてくるとだけ言って、天音神社に向かう。  



 
 そうやって祐一が出て行った後、彼が頼めばいつでも力を貸してくれる彼の大切な人たちは少し悲しげな表情で彼を見つめていた。


「祐一さん……」

「……あの子だって男の子だもの…自分で何とかしたいことだってあるのよ。多分」


 秋子にはそう言ったものの、一葉自身、いや秋子以上に寂しい気持ちで一杯であるともいえた。

 
(祐一、いつまであなたはがんばり続ける気なの? 耐えられないときは頼りなさいよ……馬鹿息子)

 
 普段はそうは思わせないが、誰よりも息子を大切に思っている母である一葉。

 けれど、自分を頼ってほしいという気持ちと人に頼る大切さは、佐祐理の件では分かってくれたと思うから、今回は理由があるのだろうと一葉は祐一を信じている。

 しかし、何か心もとない気もして、不安があるような気もしているので、少し落ち着かない様子である。

 ――もう一つ、大切なことを自分は教え忘れているような気がする――と。



(……祐一、がんばってね。頼ってくれないのはさみしいけど、祐一の気持ちは良くわかったから。……でも大変なときはいつでも駆けつけるからね)
 

 幸もまた、川澄家にいながらにして祐一の強力な思いに気付き、彼のことを心配していた。

 その強い意志を感じ、今回は幸も素直に引き下がる。

 けれど、彼女もまたすこし気付けなかったことがある。

 だからこそ、今回の一件は彼女自身の未来の決断にすくなからず影響することとなる。


 だが何にせよ……秋子、一葉、幸――彼女たちは、力を貸す貸さない以前に常に祐一のことを気遣っているのだ。

 それだけ、祐一にとって彼女達が大切なように、彼女達にとっても祐一のことが大切なのだ。

 このことは、今後の祐一の進む道のもっと大きく関わる面となるだろう。













 さて……先ほどの夢を見ていたのは、何も祐一一人というわけではなかった。

 彼と同じように夢を見ていた存在、それは――


「夢……か。この夢は何度見ても……」


 ――やはり、大切なものたちを心から思う存在だった。

 ここは時の間。
 
 ここには今、時の番人のほかに、あの竜人や美汐たちに起こった全てを見ていた狐がいた。

 祐一たちは時をこえ、他の全ての時間も時の番人の手によって過去に戻されたというのに、この狐はその時間の流れに従うことなく、自らの意思で時の間でのしばしの生活を送っていたのである。


「やはり、我も時をこえねばならんな……。たとえどんな未来が待っていようとも、我は目を逸らしてはならぬ……」

「お目覚めですか?」


 狐がある決心をしていたとき、狐が眠っていた部屋に時の番人が入ってきた。

 祐一に向ける表情とはどこか違う印象をうける穏やかな表情を浮かべながら、時の番人は自分より数倍は大きな狐に話しかける。


「うむ、今目が覚めたところだ。ところで、時の番人よ。今、我も時をこえる決心がついた。いきなりですまぬが……例え同じ結末を迎えるとしても、見守り続けるのが我の務めであろう」

「あなたは御自分の力でも時をこえられるのです。もとより、いつでもかまいませんよ、私は。……それと大丈夫、きっと何とかなります。祐一君を信じてあげてください」


 何もしてやれぬものが、何を言っておるのだろうなと自重げに目を閉じる狐を見て、時の番人は穏やかに微笑んでこう応えた。

 あれだけ遊んでいるかのように祐一に接していたというのに、心から彼を信じているとわかるほどに自信を持った態度だった。

 その自信ありげな様子を見て、逆に狐は訝しむ。

 とある事情から、ある程度祐一という人間を評価はしている狐なのだが、この件に関しては何とかなるとは思えないのである。


「あの少年か……しかし、どうすればあの子達を救えるというのだ? 我が子らにとって人になるということは並大抵の力ではかなわぬこと。妖狐が人に化けるとは違うのだ。その妖狐としての力すら、あの子らにはほとんどないのだぞ?」

「それでも、信じてあげてください」

「……我とてそなたと同じ、時の流れに縛られることのない存在。無論そなたほど長くは生きてはおらぬが……それでも数千年と生きてきた我ですら、あの子らを救う方法は知らぬ……」


 ある意味人を見下しているとも取れるが、狐もやはり人間の使っている西暦以上は生きている自負があるのだろう。

 どうしても、狐は疑心暗鬼にかられ、祐一を信じる気にはなれないでいる。

 しかし、自分より長く生きている目の前の存在は信じている。

 一体その根拠は何なのか。

 どうしたら助けられると言うのか。

 常に自分も繰り返し、あの子たちと関わったものの間では繰り返されてきたこの問を今さら言う気にはならない。

 それほどにこの存在にとっては忌まわしき問。

 しかし、もう一度番人の様子を見てから、狐は口を開く。


「……それなのにあの少年はその方法をみつけたというのか?」


 あまりに時の番人が自信ありげなので、少しだけ気持ちを揺り動かされたかのように、飲み込んでいた問を狐は番人に問うた。

 すると、時の番人は――


「それは――」

「………」

「――今は秘密です♪」

「……毎度のこととはいえ……そなたは我をおちょくっておるのかっ!?」


 ――呼吸を一瞬溜めた挙句、かかったーとばかりににっこり笑って答えは秘密と答えた。

 また騙されたという悔しい気持ちと、こんな時にまでこやつは!となんともいえぬ腹立たしさに耐え切れず、少々怒気をはらんだ“気”を時の番人に狐はぶつける。
 
 しかし、時の番人はまったく気にしていない涼しげな様子である。

 やはりこの程度で怯む相手ではないとはわかっていただけに、思った通りの反応をされると本当に怒りのやり場がなくて狐は少し不機嫌になっていた。

 その数十本の尾を纏い、神々しい光を放つ姿にはあまりに似合わぬ脹れた表情。

 この狐にとっても、こんな姿はこの時の番人を相手にしているときのみ見せるというか、させられる姿なので、その意味でも腹立っているようだ。

 どうやら……多少の差はあれ、結局こんな人外の存在であっても、時の番人にとっては祐一と同じような対象のようである。



「あはは、そんなことはないですよ。いくら私でも、大聖金老狐(たいせいきんろうこ)と称されるほどのあなたをおちょくったりはしませんよ」

「今のどこが、おちょくってないと言えるのだ……」

「いや、あまりに悲壮な表情をなさるもので、力を抜いて差し上げようと思いまして、ま、それに、今は教えない方が本当に面白いんですよ」

「……やはりおちょくっておるではないか……ふぅ……だが…大聖金老狐か…そんな大袈裟な名がどうしたというのだ。何の意味がある? 我には所詮何もできなかったというのに」

「では、もう一つの名で呼んで差し上げましょうか?」

「この姿の時にその名はやめてもらいたい……」

「む、ちょっと残念です」

「我が悩んでおる時に……そなたというやつは……っ!」

「あはは。……でも、何もできないのは私も同じですですよ? 時の番人という名と力を持っていても……」

「本当に、そなたという奴は……まったく」


 人?の都合に関係なく、雰囲気を変える全く困った存在だと金老狐は溜息をつきたくなる。

 しかも、今のようにおちゃらけていたと思ったら急に真面目にもなる。

 忙しくて本当に相手が疲れる。

 しかも、相手が自分のように立場が近くなると、おちょくるレベルはかわらないのに、シリアスな場合は心のうちを見せるようになり、その差の大きさはさらに大きくなるから厄介だと金老狐はさらに溜息をつきたくなる。

 現に今の時の番人は、恐らく祐一には見せたことのない、寂しげな表情を浮かべているのだから。


「……そなたは、時を見守ること以外に全ての時間を逆行させることができるのであったな。十分役に立っておるではないか?」

「私にできることは、時間を戻すことだけです。それだけで他には何もできません。時間に直接手を加えるというようなことはできないんです。だから、起こった悲劇の要因となった過去の出来事を変えることもできません」

「……そうであったな」

「まあ、あなたも大分人間界にはお詳しくなったでしょうからわかると思いますが、人間たちの世界で例に例えるなら私は、カセットテープを戻す機能は付いていてもそこから録画をして、修正するような機能は付いていない不良品のビデオデッキみたいなものです。まあ…早送りなんてものもできませんけどね」

「確かにビデオはよく見たな……確かに不良品か」

「全く、難儀な役職ですよ」

「だが、できたらそれこそ正に人間達のいうところの絶対神……故に役割を分けられておるのだろう?」

「ええ、だからまあ、仕方のないことなのですが」


 時の番人はその通りですねと笑う。

 「番人」と名乗りつつ、自分は時間の流れを操ることと時間を全て見ることはできても、干渉はできないのだ。

 別段それでどう思うと言う感情は人間のようにあるわけではないが、祐一たちにやはり感化されてしまったのか、封印していた感情がすこしよみがえってしまったようだと時の番人は苦笑を浮かべる。


「時間を戻したのは今回が初めてではありません。この宇宙が誕生してから、時間が間違った流れに進んだ。あるいは歪みが生まれた。人間達の想像力はたいしたもので、彼らが思い描いたように時間犯罪者みたいなものも存在しましたし、私達のように所謂人外の存在もいますからね。そういう全ての時間が崩壊しかねないことが起きた時、時を戻し、時間の再生力を活精化させる。それが私の役目」

「その辺は番人と言えような……もっとも、その番人の赴くままに変えることは出来ないわけか」

「ええ、時を戻したらどうなるか私にも分からない。まさに空けてビックリ玉手箱です」

「………」

「……はずしました?」

「我は人ではないぞ?」

「うー」

「………」

「まあ良いです。さて、我らが創造主は何故私を人と同じように作ったか問い詰めたい所が次から話すことですね。宇宙に生命が生まれ、今回のような悲劇が生まれるようにもなりました。初めてむごたらしい悲劇を目にしたときは、時を戻して見ましたよ……。でも同じ悲劇が繰り返されるのをまた見ることになっただけでした。微細な変化はあっても結果は同じ。他はともかく私の都合は絶対に聞いちゃくれないんですよ、この力は。それ以降、私はこの力を私情で使わないように感情も封印したんですよねー」


 それが、今回の件で少しだけ解けたみたいですがと時の番人は補足して笑う。

 尤も、愚痴は述べたものの、この宇宙に住む人間を含む生命体の運命の一端を握っているのだから、彼らを理解するために創造主は似たような存在として自分を生んだのだろうと時の番人は分かっている。

 だから、封印といっても全て封印したわけではないし、何よりやっていたら金老狐のような存在とも遊べなかっただろうと妙な感慨に耽っていた。


「もっとも感じるか感じないかの話で、やるせない問題には変わらないですけどね……この宇宙の運命なんてあってなきに等しいくらい無数の可能性があるというのに、私自身は運命を切り開く主体には絶対になれないんですから」

「そなたも…我と似たようなものなのだな……」

「ええ…」


 力がありすぎるが故に、何も出来ない。

 力なきものには贅沢な悩みだとしても、やはり悲しいことであることには変わりはないのだと時の番人と大聖金老狐は静かに頷きあう。

 結局、愛しいものを守ることが……出来ないのだから――と。


「でも、今回は私は時を戻し、祐一君という時の流れの中で生きるもの自身がその戻る流れに乗って時をこえることができました。彼なら……きっと全てを変えてくれますよ、とりあえず私の管轄では前代未聞のパターンですし♪」

「少なくともすでに二人の未来は変わっておるのだったな……そなたは力になれたではないか」

「でも、それ自体は私の力ではない。あの子達の強い思いと奇跡、そして彼らの努力のおかげ…結局私にできたことは……」

「相沢祐一、天野美汐、月宮あゆ、そして川澄 幸もだったな。それとあの時間のものたちか……なかなか面白い血族が一堂に集まったわけだが……そんなものは関係ないのだろうな。あの子達の世代にまでその力はほとんど伝わっておらん。まさにあのものたち自身の思いと力が成し得た結果か……だが、それもそなたがいれば こそ成し得たことだ。我とは違い、ちゃんと力になっているではないか」

「ふふ、そういってもらえると気持ちは軽くなりますね。でも……あなただって何の力にもなれないわけではないですよ」


 姿からは推し量ることすら難しいだろうが、実に人で言う所のやさしい心を持つ目の前の狐の心遣いを好ましく思いながら、御礼の気持ちで時の番人は応える。

 この言葉を言うことができるということ、それが祐一を信じる要因に関係しているのだが、番人に詳しく種明かしをする気はなさそうだ。

 対する金老狐の方は、少し呆けたように時の番人の言葉に反応している。


「何? どういう意味だ?」

「これ以上は……時を渡って、実感してきてください」

「……また思わせぶりな言い方を。本当に食えぬ男だな、そなたは」

「はは。食われたら困ります。……では、そろそろ行きますか?」

「うむ。時の間での生活も悪くはなかったがな。……茶もうまかったしの」

「狐もお茶を飲むんですよねー」

「ふふ………さて、我はもういく。こんなことをいってみても意味はないだろうが、達者でな」

「確かに意味ないですね。私は病気になったりはしませんから……でも、はい、あなたもお達者で」

「それもまた意味のない言葉だな」

「「はっはっは」」


 長い銀髪の男と、神々しいばかり大きな狐が可笑しそうに笑っている。

 普通の人が見たらぎょっとする光景かもしれないが、旧知の中をなんとなく思わせる雰囲気は少しは感じられるだろう。

 尤も……違和感なくこの光景を見られるならばの話だが。





「あ、そうでした。あなたにも最後に言っておきたいことがあったのです」

「ほう……我にもか。 (この表情……役に立つこととろくでもないこと……両方か…?)」

「一つ目は、祐一君が行動を起こしている間はその姿のままでいたほうがいいです。あの姿でいると疲れることになりますから」

「よくわからんが……その言葉は受け取っておこう」

「後もう一つ……今度はあの姿で遊びに来てください。遊んであげますから♪」

「それは遠慮しておこう。……何をされるかわからん。 (やっぱりろくでもないことか)」

「…いけず」

「気持ち悪いぞ。……では、気を取り直して行くとするか」

「くすん……ご勝手にどうぞ……」

「……また遊びには来る」

「はい、待ってますよ♪」

(いい加減……もう慣れたぞ)


 泣いて笑って喜んで……最後まで忙しい時の番人の行動は、不可解だという認識で慣れてきたものだと金老狐は少しげんなりした思いで時の間から出て行く。

 ただ、相手が男でも女でも人外の存在でも、同じように振舞うこの男の肝っ玉自体には生涯慣れるというか理解はできないだろうなと、ふと思ってさらにげんなりした心持で時の扉をくぐっていくのだった。




 そして一人となった時の番人――



「あなたは……何の力にもなれないわけではないのです。それに私はうらやましいですよ、あなたが。あなたは私とは違い、いつでもあの子達と話しをしたり、側にいてやることもできるのですから……」



 時の番人のつぶやき――それは、普段は露骨に真意を見せることのない彼にしては珍しい心から悲しげな表情から発せられていた。

 時の流れに縛られることなく、永久にただ見守っていくことしかできないもの。

 時の流れに縛られ、短くても有意義な時間をその流れの中で過ごすもの。

 どちらが幸せなのか……。






 全ての思いはいずれ交差する。

 そして今交差するは、祐一と美汐と金老狐、束の間の奇跡に関わるものたち。
















あとがき
どの面下げてきたってくらいお久しぶりです(スゴスゴ
プライベートもリアルも忙しがったり、精神的にまいってる感もあるのですが、このSSはまだやめたくありません。
ですから、どうかもうしばらくお付き合いいただければ幸いです(ぺこり


龍牙  「対談形式も久しぶりですー」
邪鳳女 「私なんて忘れられてるでしょうねー(ぎろり」
龍牙  「……(汗 まあ、関係は相変わらずです。ちなみに創造主陣代表さんですよ、一応この方は」
邪鳳女 「一応とか言うんじゃない。……そりゃあ親父殿とかに比べると子どもだけど…」
龍牙  「色々裏設定はありますが、時間逆行における本編に関係するファンタジーみたいな設定を今回少し明かしました」
邪鳳女 「わけわからんかもしれないけど、まあ、あくまで祐一君たちの話が主だから刺身のツマ程度に味わってくださいねー」
龍牙  「くすん……納得いくというか、面白いかどうかは分かりませんが、時の番人に関してはいずれまた出てきますので、その時にさらに詳しい話をすることになると思います」
邪鳳女 「怒涛の穴あき設定、君はついてこれるか!」
龍牙  「……うわーーーーーーーーーん(ダッシュ」
邪鳳女 「……ま、あくまでKanonSS、それを忘れないようにこいつに気をつけさせますので、でも、過去編はオリキャラも目立たざるおえないからご容赦の程を」
龍牙  「それではまたです(遠くから深々とお辞儀」
邪鳳女 「またねー♪」

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