儚く、そして美しい朱。その麗らかな太陽の断末魔でそこは照らし出されていた。
 優しく肌を撫でながら、まるで黄金の絨毯で敷き詰めたような、そんな広場。あの人がいなくなって、もうどれくらい経ったのだろう。まものと闘い始めて、一体何回、あの太陽は沈み、月が私を誘ったのだろう。
 幾重にも折り重なった日々の流れは、果たして魔物以外との接触はなかったはずだった。

 そう、あの子と出会うその日までは。


恐れずに、立ち向かうんだ

ひろひろ presents


 少女──川澄かわすみまい──が『まもの』と闘い始めて、もう随分月日が経っていた。彼女も加減の仕方がわかってきたらしく、『まもの』との闘いも幾分マシになってきた。心なしか、闘い始めていた時期よりも逞しく見える。
 そんな、『まもの』と闘うことが当たり前となってきたある日、いつものようにあの場所で、優しく肌をなぞりなびく風を感じていると、不意に違和感を感じた。

「……?」

 耳を澄ましてみると、それは誰かがすすり泣く声のようである。

「……ここは危険だから、ここから離れて」

 探してみると、その声の主はひざを抱えて泣いている一人の少女だった。自分よりも年は下のようで、長い髪をリボンで編んでいた。顔は覆われた手によって良く分からないが、見るからにか弱そうな女の子である。
 あまり高くない木にもたれかかるようにして座っていた彼女の隣に行き、舞はそう言い放った。

「ここは危険だから、今すぐ離れて」

 言葉に棘を入れて、もう一度その少女に言い放った。どういう事情で泣いているのかは分からないけど、ここは危険なまものが出るのだ。そんな危険な場所に、こんな見るからに脆弱そうな女の子を放っておくわけにはいかない。

「ぅ……ぇう……っくぅ……」
「……」

 ビクッと肩を震わせただけで、少女はなおも嗚咽を洩らし続けている。思案に困った舞は、どうしたものかと頭を掻いていた。

「どうしたの?」

 いつの日だったか、あの人にされて気分が楽になった。そう思いついてしばらく頭を撫でていたら、少女の嗚咽は少しずつ収まっていった。そろそろ話しても良いだろうか。そう思った舞は、とりあえず事情を聞いてみる。

……つらいよ…
「…つらい?」

 ようやく出てきたのは、そういう言葉だった。

「皆が……私を……あくまって言って……ひどいことをされた…」

 泣きすぎで、搾り出すようにしか話せなかったその言葉。その言葉を聞いた舞は、目に見えて表情が険しくなった。何を隠そう、彼女自身もその待遇を受けた身なのだ。心中は察して余りある。

「車にひかれた猫さんを生き返らせたら……みんな私をあくまっていって…学校でも、家にも嫌なことをされたの……」

 舞は驚いていた。何せ、自分のような人がもう一人いたのだ。こんな稀な能力を持つ人間は、ウン千万人に一人って聞いていたのに……まさか同じ町に住んでいるとは、世の中とは狭いものだと、舞はそう思った。
 そして、仲間がいることを心底喜んだ。

 ……それが、舞とその少女との出会いだった。

 

「舞姉さん、舞姉さん」
「もう……そろそろ帰らないと駄目だって言ったのに……」

 数日前に出会ったその少女──名を白夜びゃくやというらしい──は、すぐに舞になついてしまったようだ。それも無理もないのかもしれない。彼女もまた希有の力を持ってしまっていたことで人々から嫌悪、憎悪の目で見られ、人間不信になっていたクチなのだから。
 あの日以来、白夜は毎日のようにあの場所へと足を運んでいた。もちろん、目的は舞である。舞を『舞姉さん』と呼び、いつも後ろからついてくるのだ。
 舞としてもこれは歓迎しているのだが、何分彼女は戦闘能力に乏しく、いざまものが出てくるかと思うと、心配でいつもハラハラドキドキしていた。
 それでも、舞自身彼女と会うことは楽しみにしていたに違いなかった。

「舞姉さん、舞姉さんもあたしと一緒で力を持っているんですよね? どうしてそんなに涼しい顔をしているのですか?」
「……秘密」
「えー、舞姉さんのいけずーっ じゃあさ、舞姉さんも初恋なんてしたことあります?」

 意外だった。
 まさに今の舞の心境である。最初に出会ったときはあんなにメソメソしていた、もう一人の力の持ち主。それが今では明朗活発、やんちゃで喋り上戸である。
 あまりにも最初に会った時との印象が違いすぎる。これには舞も舌を巻いた。

「どうだろう……そういう貴方こそ、初恋したことあるの?」
「いえ……ないです」

 急に白夜の声が落ちる。

「もう、人間なんて嫌いでしたから。あたしはなーんにも悪いことしていないのに、何かあったら全部あたしのせいにして。もう、うんざりでしたよ」

 後ろに手をついて、空を仰ぎ見ながら呟きはじめる。短い髪のてっぺんが、風に揺れて逆立っていた。舞にはそれがとても綺麗に見えた。とても儚く、触れそうで触れられない虹のよう。

「人を嫌いにならないで。私には理解者がいたから壊れることなくあることができたから……貴方にも、理解者が出来ればきっと人間も好きになれる。……人間は、すばらしい生き物だと分かる時が来るから…」

 白夜を抱きしめて、舞は言った。

「その人が…舞姉さんの初恋の人?」
「そうなの…かもしれない」
「そっかぁ……あたしも、そんな人が出来るといいなぁ…」
「出来ると思う。あなたならきっと……いつか、そんな人が出来るといいね」

 そして舞と白夜は笑顔を交わすと、どちらからともなく大げさに笑った。

 

 その日も良い天気だった。小鳥はさえずり、草原はゆらゆらとゆれ、真っ青に晴れた大空。文句のつけようがないわけで、あるとすれば、それは『雰囲気』だろうか。

 白夜はいつものようにその場所へと向かっていた。勿論目的は『舞姉さん』である。初めてと豪語していいほど打ち解けた人間と話したい、そんな気持ちでいっぱいなのだろう、白夜は足取りも軽く、大地を駆け抜けていた。
 そしてその場所へ向かったときである。彼女はいつもとはちがう違和感を感じた。まるで押し潰されそうな威圧感、それは禍々しいというよりは、どこか物哀しいように感じられた。

「舞姉さん?」

 そして何より、彼女のここへの執着心、その中枢を担っている川澄舞その人が見当たらない。自分がここに来る前には絶対に居たその人。居ないことが不自然というわけではないにしても、一抹の不安がよぎるのが分かった。

──会いたい

 その一心で、彼女は入り口から少し進んだところを探していた。

──何処? 何処に居るの?

 気配を探ってみる。広大な草地が続くこの場所で探すのは用意ではないことくらいは分かっているつもりだが、それでも会いたかった。
 その気配は、すぐに探し当てることが出来た。

 あの子と会うようになってから、まだあまり時間は経っていない。だからといって、その間中に『まもの』が出てきたことはなかった。これは不可解なことのように思える。
 ここ1年ほどまものと闘ってきた。ほとんど毎日闘っていたけど、365日続けて闘ってきたわけじゃなく、その中には出てこない日も確かにあった。ただ、これだけ長い間出てこなかったのは初めてで、舞としてもありがたかった。
 何処か、疲れていたのかもしれない。『まもの』と闘う毎日に。疑問を持ち始めたのかもしれない。

「舞姉さん!!」

 だけど──

「あぶない!!」

 目には見えない『まもの』。だけど地面のくぼみとか、押し潰される草なんかで場所は分かる。そのあまりにも凶暴で荒々しい突進は、正に舞の名を呼び、泣きそうな顔をして走ってくる白夜を標的にしていた。

 舞は、顔を歪ませて叫んでいた。

──ああ、また…失ってしまう

「舞姉さん!!」

 舞を見つけた白夜は、とりあえず大きな声で彼女を呼んでいた。自分が見えていなかったから、或いは寂しく感じたのかもしれない。舞に夢中で駆け出していた彼女は、勿論迫り来る恐怖を知るよしも無かった。

「あぶない!!」

 舞がこちらに気付いたようである。白夜はそれが嬉しいのか、走る速度を上げていた。これから伝えなければならないことを、どうやって切り出すかさえ忘れて、ただ無邪気に舞の影に向かって前進していた。

 次の瞬間、白夜は衝撃を受けて倒れていた。痛みは感じたが、それでも意識を失うほどではなく、押し倒した犯人──舞──をにらんでいた。 

「何をするんですか?」

 舞はそれに答えず、草原の彼方を見ていた。白夜はそれにむっときて、さらに言及する。

「……良かった…」

 『まもの』がそれきり気配を消したことを感じた舞は、白夜を見てそう言った。

「ひ、人を押し倒しておいて、良かったはないでしょう! 良かったは! もっとこう、あやまるというか、そういうのはないんですかっ?」
「……ごめん」

 白夜には『まもの』のことは話していなかったから、とりあえずは謝ることしか出来ない舞だった。

「……あ、右腕怪我していますよ…」
「…右腕?」
「はい…さっき私を押し倒したときに出来た傷じゃないでしょうか?」

 見てみると、成る程腕に沿って2cmほど、擦り傷が出来ていた。どうやら夢中で飛びついたから気付かなかったらしい。傷が確認できたせいか、じわじわと痛んできた。

「う…痛そう…」

 白夜が顔をしかめて言った。

「大したことは無いから…」
「でも、ちゃんと洗っておかないとばい菌が入ってタイヘンなことになるって、お母さんが言ってましたよ」
「そういうのは持っていない」

 気のなさそうに舞が言うと、白夜は途端に笑顔になる。

「じゃあ、明日持ってきますね。また明日来ますから、絶対にどっかいってちゃ駄目ですよ」

 嫌……とは言えなかった。もっとも、今の舞に断る理由はないのだけども。
 ただ、面倒なだけなのだ。

「また明日、ですよっ」
「…さよなら」

 

 白夜は自分の部屋の中で、暗い顔で机に座っていた。それはきっと、初めての友達とさよならを言わなければならないからだろう。
 長い間、嫌な思い出しかないこの町を離れるというのは、親の判断だった。彼女も少しは『力』を制御出来るようになった今、下手に偏見を持つ住人が居る町よりは何も知らない町を選ぶ。それには彼女自身賛成だった。
 ただ一つ、友達である舞と分かれることになること以外は。

「どうしても駄目?」
「すまない……これはお前のためでもあるんだ。お願いだから許してくれないか」

 昨日の夕食の席での会話である。
 白夜自身、自分以外にも両親が非道いことされてきたこと位は知っていた。誰であろう自分がそのつらさを知っているから、拒絶するのには気が引ける。

「……分かったよ」

 だから、両親の提案を蹴ることなんか出来なかった。

「2つ条件があるんだ。それが叶うんなら、私はそれでも構わないよ」

 白夜は出来る限りの笑顔でそう言った。

「ひとつは、絆創膏が欲しい」
「絆創膏?」

 予想外の条件が出されて、両親は開いた口が塞がらない状態──いわゆるハニワ──になる。

「そう、絆創膏。そしてもう一つは、いつか絶対この町に帰ってくること。これが条件だよ」
「……」

 二つ目の条件は両親もあるていどは予想がつく範囲だった。それでも、だからといってその条件を受け入れられるかというのは別問題である。これには思案が必要だった。

「二つ目は……分からない。お前にはまだ分からないだろうけど、世の中には高い壁というものがあるんだ。それはお前自身、そして俺たち自身にあるんだが…それが越えられない限り、それは保障できない」

 父から言われ、白夜は少し考えて言った。

「お父さんとお母さんは、その壁が怖いんだ?」
「ああ、そうだ」
「……そっか。うん、分かった。だったら私が行くと決めたら、その壁を越えられたらいいんでしょ? それなら良いよ。私は乗り越えて見せるから」

 白夜は、舞が言っていたことを思い出しながら、かみ締めるように、確認するように言う。

「恐れずに、立ち向かうんだ」

 自分に言い聞かせるように。

「……分かった。そこはお前が好きにすると良いよ」
「いつ頃出発するの?」
「明後日だ」
「……早いね…」
「オトナにも色々事情というものがあるのよ、絆創膏は今上げるから、聞いてちょうだいね」

 絆創膏を手に入れた今、明日にでも舞にさよならを言わなければならない。今日言うつもりだったけど、舞が不可解なことをしていたから結局忘れてしまっていた。
 ──やっぱり、ちゃんとしたお別れの挨拶をして行きたいな
 だから、明日が最後の機会。明日を逃したら、きっと後悔する。それに、舞の初恋の人も知りたい。だから、明日再会の約束をするんだ。そう決心して、白夜はベッドにもぐりこんだ。

 

 その日は早朝に起きられた。
 やっぱり引越しの日が近くなると、ドキドキするものなのだろうか。そんなことを思って、失笑した。

──何を期待しているんだろう?

 新しい生活、それも悪くないかもしれない。新しい学校、新しい友達。だけど、舞ほど私を分かってくれる人はきっと現れないに違いない。それは私は『力』が使えるということを知っていて、それを含めた上で友達になってくれる人はいないから。
 『本当の自分を知る人が居る、最低な生活』と『誰も私を知らない普通の生活』、どっちがいいかといわれたら、今の彼女にとっては後者のほうだった。

──だけど…やっぱり、舞姉さんと別れるのは寂しいよ…

 良くも悪くも白夜は子供だった。ただ彼女は普通の生活をしたいだけなのだ。たくさんの友達と遊び、笑い、けんかをして……本当の自分は知られなくてもいいから、どうかそんな当たり前のことをさせて欲しい…
 それが、白夜の願い。

 

「舞姉さん、こんにちは」
「こんにちは」

 折角の日だというのに、生憎の曇り空である。心なしか気も滅入ってしまう。やっぱり彼女もそうだろうかと思ったら、目の前の舞も何処か儚げに見えた。

──ダメダメ

 白夜は軽く頭を振った。こんなことで気を落としていたら、お別れが言えなくなる。別れも言わずに行ってしまったら、絶対に悲しい。それは白夜も同じだった。

「えっと…ちょっとお話があるんだけど……あの木に座らない?」

 白夜がそう促すと、舞は小さな声で「わかった」と言い、スタスタと歩いてその場所へ向かった。そこは、かつて白夜と舞が出会った場所で、初めて友達が出来た場所だった。

「えっと……今日はお別れに来たんです」

 二人仲良く並んで座ったところで、少しの沈黙が生まれた。元々舞は寡黙だし、白夜も話しづらいわけで。とうとう痺れを切らして白夜が切り出した。

「……え?」
「あたし、明日引っ越すことになってしまってて……」
「……そう」

 また……離れていってしまうのか。
 諦めにも似た、そんなため息でレスポンスを返す。

「……」
「……」

 場を重い沈黙が支配していた。

「あ、舞姉さんまだ怪我の治療していなかったんですか?」

 右腕をみて、白夜は切り出した。

「……血も止まっているし、忘れていた」

 舞はにべもない。

「だったら、私が手当てをしますよ。腕、出してください」
「……?」

 わけが分からないといった舞を見て、白夜は優しく舞いの腕を掴んだ。その瞬間、舞はビクッと震えた。それに白夜自身も驚いたが、それ以上に舞の温かさがびっくりだった。

「これ……昨日お母さんにもらったんですけど、舞姉さんに上げますよ」

 そう言って絆創膏を張る。張られた舞は、シゲシゲとその絆創膏を見ていた。

「知っているでしょうけど、これは絆創膏です。お母さんに聞いたんですけどね、絆創膏は絆を創るお薬だって言ってました。だから、これをしている限り私達の絆は切れないんですよ。……あたし達、親友ですよね?」
「当たり前」

 舞ははっきりと言った。

「例えこれが取れても、私達は親友。絆は絶対に切れないから。だから心配しなくてもいい。お願い、泣かないで」
「え…?」

 舞に言われて、白夜は初めて自分が泣いていることに気がついた。

「私も信じるから」
「……はい」
「それと……」
「……え?」
「絆って、あるものとあるものが繋がっているということ、だったら、白夜も絆創膏する」
「…そうですね」

 てへへと笑って、白夜は同じように──自分の右腕に──絆創膏を張った。

「おそろいですね」
「…うん」

 二人は恥ずかしそうにうつむく。

「今日はいっぱい遊ぼう。例えば、鬼ごっことか。私、大得意」

 無愛想とまでもいかないけど、舞はあまり表情を変えない人だった。だからだろうか、白夜はこのときの舞を凄く綺麗に思ったらしい。それに応えられるかは分からないけど、応えるつもりで出来るだけの笑顔を作り、元気良く答える。

「はい」

 その日は、泥んこになるまで遊び、両親から大目玉を貰ったらしい。

 

 いよいよ、引越しの日となった。
 ガタガタと揺れる引越し用のトラックの中で、白夜はとめどなく落ちてくる雫を眺めていた。目の前の透明な壁によって遮られ、それをワイパーが拭くという作業がエンドレスに行われている。
 左右から両親に押さえつけられているという状況で、いい加減この体勢も飽きてきた。
 飽きたからといってどうこうできることではないけど。

「ねえ、お父さん。まだつかないの?」
「まだ出発したばかりだろ? まったく、せっかちだなぁ」
「ぶー」

 父親は困ったような顔をする。それが不満で白夜はむっつり顔。母親はそんな親子の会話を微笑ましそうに見守っていた。

「あれ? あそこに誰か居るぞ?」
「子供かしらね」
「え? 何処?」
「あそこよ」

 母親が指差す先には、確かに子供と思しき影があった。遠目に見ても白夜と同じくらいだというあたり、それは間違っていないようである。唯一の親友とよく遊んだあの場所──そう、ちょうどあの場所の近くだった。

「何かポーズしているみたいね」
「……何やってるんだ?」

 目を凝らしてみると、その子は片手を上げているようである。

「もしかして、乗せてほしいとか?」
「ちがう……このまま進んで良いよ」

 だんだん近づいていくと、その子は間違いなく舞姉さんで、右手を上げているのが分かった。右手を上げているというよりは、あの絆創膏を張った部位……つまり、右ひじをアピールしているようだった。

「知っているでしょうけど、これは絆創膏です。お母さんに聞いたんですけどね、絆創膏は絆を創るお薬だって言ってました。だから、これをしている限り私達の絆は切れないんですよ。……あたし達、親友ですよね?」
「当たり前」

「あ……」

「例えこれが取れても、私達は親友。絆は絶対に切れないから。だから心配しなくてもいい。お願い、泣かないで」

「どうした?」

 突然声を上げた白夜を怪訝に思い、父親はどうしたのかと尋ねる。でも、白夜はそれに答えようとはしなかった。

「私達は、親友」
「私達は、親友」
「白夜?」
「私達は、親友!!」

 すでに舞を通り過ぎても、白夜は右ひじを掲げて、声がかれるまでそう叫んでいた。


あとがき

 まずは、オーナーこと「K9999」さんの「へっぽこれすとらん」開店及び開設、おめでとうございます!

☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ

 で、開店祝いとしてこのSSを書いてみたのですが……はぅぅ…とんだ駄文をお見舞いすることになっちまいました☆
 ホントーに申し訳ありませんですっm(_ _)m
 ぢつはこのSS主人公である祐一君が出てこないんですよねぇ……といっても、出てきてはいけないSSであったりするのですが。
 時代背景としては、祐一が舞との別れをつげ、舞が『まもの』と闘いだして1年が経過している状態です。
 んで……7年後の友人が祐一とさゆりんではあまりにも寂しくあるまいかっということで書き始めたのですが……
 どういう因果か、彼女も『力』の能力者という設定になっちまいました☆
 ハイ、莫迦ですね。ひろひろ。阿呆です。
 おまけにやおいと来たもんだ。
 こんなん送って申し訳ありませんですぅ…

 申し訳ついでにもう一つ、エピローグをば。と言っても10行程度なのですが^^;

 

 親友と別れて、もう何年過ぎただろうか。私はちゃんと祐一と再会し、大学に恋にと頑張っている。その中での親友との再会は矢張り嬉しいものがあった。それぞれの町でのお話とか、色々やって本当に楽しかったし、今もとても楽しい。
 今も私を親友と言ってくれるあの子がとても嬉しかった。
 しかしである。

「祐一さーん」
「うわっ 何だ白夜か」
「何だとは何ですか。祐一さん白状者ですー」
「分かった分かった、今度カツ丼おごってやるから」
「わーい、ありがとうございます祐一さん。もう大好きっ」

 あんのくそアマ

 それでは、これからの繁栄と発展を祈っております。これからも宜しく願いしますね♪
 ではではー♪(^^)/~~~

2003/4/6 SUN send

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送