後書き



 まずは、この作品を最後まで読んで頂き、ありがとうございました。 一応、推理小説の形になったとは思いますが、やはり未熟な部分も多々目立ち、色々と勉強になりました。 得られた教訓や課題は、次回以降の作品に反映させられれば、と思っています。

 では後書きらしく、作品について書くことにします。 この作品を書き始めた動機は、結局のところ“推理小説を書きたい”という欲求が第一にあったのは確かですが、 同時に、あゆ以外のキャラでエンディングを迎えた際のあゆが、あまりに悲しいと思ったことが、第二にあります。
 あゆを選んだ時は、彼女は目覚めるわけですが、あゆ以外の人を選んだ時は、あゆの存在がどこに行くのか。 そして、祐一はもう、彼女を思い出すことはないのか。 そんなことを考えながら、それを絡めての復讐劇みたいなものを書けるのではないか、と思ってから、この作品は形になっていきました。 思いついてから、実際に創り上げるのは大変でしたが、どうにか完成させることができて、ほっとしています。
 Kanon本編の話を見るだけでは断言はできませんが、他の誰かのシナリオでは、あゆのことを覚えている人は、ほとんどいない気がします。 でも、それではあまりにも悲しすぎますから。 個人的には、誰のシナリオを選んでいても、祐一にはあゆのことを思い出してほしいですね。 そんなことを考えながら書きました。

 さて、今回はこれで終わりですが、次回作の構想は、大まかではありますが、一応存在します。 ただ、それを書けるかどうかはわかりませんが。 もし書く時間があり、それを載せていただけるようになれば、その時はまた読んで頂ければ幸いです。
 それではこれにて。



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